ゑごま屋さん

島根に移住して、農業したり、里山管理(予定)したり…

鳥獣対策(イノシシ用の柵)

 20190820 2反程度の畑2枚をワイヤー柵で囲い作業を実施しました。

周囲が200mくらいで使用したワイヤー柵は115枚。一枚千円なので、11万5千円なり。

電柵とワイヤー柵で一長一短あると思うが、実感ベースで少し比較してみる。

 

【ワイヤー柵】周囲200mの畑

設置に要した延べ時間:約10時間(ほぼ2人で作業した)

費用:約11万5千円

マイナス点:重い(3枚以上は運びにくい)、靴に穴が開く、設置場所によっては畑が狭くなる、一部の出入り口からのみの出入りとなるため畑内部へのアクセスが悪くなる、溝からの侵入に対して脆弱、設置作業は二人いないと非効率になる箇所がある、適当につけると畑が狭くなる、一回設置すると動かすのが面倒

プラス点:突破されたかどうかが判別しやすい、一回設置すれば半永久?的に使える(毎年つけたり外したりしなくてよい)、つる性の植物に気を付ければ相対的に草刈りメンテナンスは楽?

 

【電柵】(単純に比較できんが周囲約300mの畑での作業と比較)

設置に要した延べ時間:約4時間半

(撤去に要した時間:約3時間)

費用:防獣くん250mセットで約9万円

 

www.monotaro.com

プラス点:軽く一人での設置が可能、フレキシブルに囲う範囲を変えれる、畑へのアクセスは容易(線を越えるだけ)

マイナス点:溝からの侵入に対してやや脆弱、毎シーズン設置と撤去を行う必要がある?、突破されたかどうかが判別しずらい、草刈りメンテナンスが大変(イノシシの場合地際20㎝が下の線になるので、20㎝程度に伸びたら草刈りしないといけない)、変に力が加わると折れる、機械(特にトラクター)の出し入れが大変

 

毎シーズン撤去しなくてもいいのであれば、個人的には電柵のほうが好み。

近隣の多くの農家さんが実施しているが、状況に合わせって併用が落としどころな印象も受ける。

 

 

斜面樹林地でイノシシ対策用の金属柵「イノシッシ」を設置するコツとは ? – イノシシ対策の知恵袋